10/12大分ステージ レースレポート | マイナビ ツール・ド・九州2024
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10/12大分ステージ レースレポート

 

マイナビ ツール・ド・九州2024 大分ステージ(第1ステージ)

 

マイナビ ツール・ド・九州2024の開幕を告げる大分ステージが別府から日田までの137.72kmで行われ、最終周回の登坂で飛び出した4名でのスプリント勝負をエミリアン・ジャニエール(トタルエナジー)が制した。ジャニエールは総合時間賞でもトップに立ち、ブルーのリーダージャージを獲得している。

 

大会初日となる大分ステージは、別府市の立命館アジア太平洋大学キャンパスをスタートし、日田市の大原八幡宮へフィニッシュする137.72km。この日2つ目の山岳ポイント九重でマッテオ・ヴェルシェとトマ・ボネのトタルエナジーの2名が飛び出しに成功する。

 

 

しかし2つ目の山岳ポイント四季彩ロードでペースを上げた集団が2名を吸収。残り60kmからクリスティアン・ズバラーリ(コラテック・ヴィーニファンティーニ)が単独で飛び出し、集団に対し3分近い差を稼ぎ出す。

 

メイン集団はアスタナ・カザクスタンやEFエデュケーション・イージーポスト、トタルエナジーといったワールドチームやプロチームがコントロール。粘ったズバラーリだが、日田市内に設定された周回コースの残り1周で吸収された。

 

 

残り5km地点、最終周回の登り区間で小倉城クリテリウムの覇者ルーカス・ネルーカー(EFエデュケーション・イージーポスト)がアタック。フィニッシュ勝負はこの動きで絞られた4名でのスプリントとなり、エミリアン・ジャニエール(トタルエナジー)が制した。

 

 

ジャニエールは総合時間賞とポイント賞を併せて獲得。逃げに入ったヴェルシェが山岳賞を、ステージ2位に入ったネルーカーが新人賞をそれぞれ獲得している。

 

 

 

大分ステージ(第1ステージ)結果

1位 エミリアン・ジャニエール(トタルエナジー) 3時間17分28秒

2位 ルーカス・ネルーカー(EFエデュケーション・イージーポスト)

3位 アントン・チャーム(アスタナ・カザクスタン)

 

個人総合成績

1位 エミリアン・ジャニエール(トタルエナジー) 3時間17分28秒

2位 ルーカス・ネルーカー(EFエデュケーション・イージーポスト)+3秒

3位 アントン・チャーム(アスタナ・カザクスタン)+6秒

 

 

ステージ優勝・総合時間賞&ポイント賞リーダーのエミリアン・ジャニエールのコメント

「このレース前に少し調子を崩していました。最後の登りでEFの選手がアタックしましたが私とチームメイトでついていくことができ、いい形に持ち込めました。私はスプリントに自信があるので、いい展開だったと思います。」

 

 

新人賞リーダーのルーカス・ネルーカーのコメント

「できることをやった、楽しい一日でした。こんなに激しい初日になるとは思っていませんでしたが、今日はチームとしてもいい動きができたので、最終日に向けて上々の一日になりました。」

 

マイナビ ツール・ド・九州2024の第2ステージとなる熊本阿蘇ステージは、南小国から南阿蘇への108.46kmで争われる。

 

 

(了)